ムジナモ発見百周年記念碑

 

日本初のムジナモ

発見の地 「江戸川区」

 

明治23年(1890年)5月11日、ヤナギの実を採集をするために小岩村伊与田(現東京都江戸川区北小岩四丁目先)に出かけていた植物学者牧野富太郎博士が池の水面を見たところ、偶然ムジナモを発見したのです。

当時植物分類学の研究をしていた東京大学理学部にムジナモを持っていったところ、それがイシモチソウ科(今ではモウセンゴケ科)の食虫植物で世界的に見て例が少なく日本で初めて発見されたことが分かったのです。牧野富太郎博士は「ムジナモ」という和名を名付けました。

その翌年の7月、花が咲いていると学友の知らせを受け、すぐに牧野富太郎博士は同じ場所に行き採集することができました。

そのあとに描いたムジナモの詳細な解剖図も有名です。


諸説あります。